戦術・解説

【久保建英の言語力】当時10歳バルセロナへ出発「少しずつ上に行けるようにしたい」2011年8月、Takefusa Kubo

川崎フロンターレU-10所属の久保建英選手が、2011-2012シーズンよりFCバルセロナ カンテラ(下部組織)でプレーすることが決定し、2011年8月30日、母と弟と一緒にスペインのバルセロナへ出発しました。

「どきどきしています。まだこれからなので、 少しずつ上に行けるようにしたいです。」

2009年に横浜で開催されたFCバルセロナキャンプでMVPに選ばれた久保建英選手は、キャンプのMVP特典により、FCバルセロナスクール選抜としてソデクソ・ヨーロピアンカップ(ベルギー)に参加。同大会においてMVPに選ばれた。
当時、チームを率いていたFCバルセロナ カンテラコーチであるオスカル・エルナンデス氏(当時はスクールコーチ)の推薦により、2011年4月に3週間にわたるFCバルセロナの入団テストに参加し、見事合格した。
FCバルセロナには、13歳未満の選手はカタルーニャ出身の選手以外とは契約しないという内部規定があるが、今回は特別扱いにとなり、スペインへは母親及び弟と渡航する。現地では、FCバルセロナ カンテラ所属の選手全員が通う私立学校に通い、チームではフォワードとして登録され、2011年9月から現地のリーグ戦でプレーする。

<川崎フロンターレU-12高﨑康嗣監督コメント>
久保選手は、小学校3年生で川崎フロンターレのU-10に入ってきた段階ですでに別次元でした。サッカーに取り組む姿勢・考え方すべてにこだわりが強く、負けず嫌いな性格もあり、1つ1つのプレーをトレーニングの時から一切無駄にしようとしません。そういう姿勢は、日頃からそばで見ている周りの選手たちも一目置いているようです。
サッカー選手としては、サッカーをとてもよく知っている選手です。ゲームの流れ、状況判断に優れていて、常に置かれた状況の中でベストなプレーを正確かつ的確かつ迅速にでき、ゲームを決める力を持っています。もちろん、止める・蹴るという基本技術はすでに高いですが、まだまだ小学校4年生のため、いま様々なことを吸収して覚えている段階でもあります。もっともっとすべての面を高めてほしいと思います。スケールの大きい、世界で活躍できるだけの選手になる素質を持っていると思います。

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