中村俊輔が憧れ、ラモス瑠偉が日本の宝と呼んだ、レジェンド・木村和司。
Jリーグ初代得点王に輝いたラモン・ディアスが「このタイトルはほぼ木村和司のパスのおかげ」と云えば、親善試合の為に来日したバルセロナ幹部が「日本の10番(木村)は注意が必要」と語り、当時アジア最強であった韓国が最も恐れたのも木村のフリーキックでした。
森島寛晃、山口素弘、金田喜稔、水沼貴史ら往年の名プレーヤーもその実力は圧倒的だったと絶賛しています(かのジーコも称賛していた記憶がりあります)。
親善試合ではありあすが、バイエルン・ミュンヘン、コリンチャンス、ボルドー、ボカジュニアーズとうのビッククラブからゴールを奪っています（ウルグアイ代表からも)。

1980年代半ばには、「日本の10番といえば木村和司」、当時の代表は「木村のチーム」とまで言わしめた程の存在で、所属していた日産(後の横浜F・マリノス)の活躍から日本年間最優秀選手賞を史上2位の3度受賞しています。

日本人プロプレーヤーの第一号であり(ドイツで活躍した奥寺康彦と共に)、国際Aマッチ6試合連続ゴールは日本代表連続得点記録にもなっています(国際Aマッチ・計 54試合 26得点)。

“ミスターマリノス”として、Jリーグ元年の開幕戦(1993年)にも背番号10として先発出場。解説者としての評判はあまり芳しくないと聞きますが、80年代の日本サッカーにおける屈指の名シーンとして語り継がれる韓国戦での素晴らしいFKを含む、木村和司の鮮やかなドリブルにパス、ゴールを集めた動画をどうかご堪能下さい。

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